デイヴィッド・ポールは著書『Teaching English to Children in Asia』(2003年Pearson出版)の中で、「英語の能力を評価するために子どもたちと数え切れないほどの面接をした結果、英語を話し英語力を維持できている子どもたちは、英語を読むことができる子どもたちであることに気づいた」と述べています。
もちろん、遊びは子どもたちの成長にとって本当に大切なことであり、できるだけたくさんやるべきです。そして、読むということを理解できるようになる年齢(3~4歳くらい)までは、読書にあまり力を入れるべきではありません。
英語漬けの環境にいる間、子供たちはたくさんの英単語を目にし、視覚と音声によって読み方を学びます。
通常の英語レッスンに通うよりも、英語漬けの環境で過ごす方が時間が長いため、単語の読み方を習得するのがずっと簡単なのです。
第二言語として英語を学び(ESL)、週1回のレッスンに通うだけであれば、単語の認識と発音の基礎を固めるために音声学的に学ぶ方がよいでしょう。
これまでの経験から、子どもたちに物語を読み聞かせ、たくさんの英単語を見せることは、言葉の発達と定着にとても役立つことが分かっています。
子どもたちは、新しい話し方や物事に挑戦する自信を得ることができます。その単語を目にし、1週間、1年を通して何度も繰り返すことで、正しいアクセントがその単語に結びつくようになります。
これは、小学校入学前後に忍び寄る、カタカナ英語やローマ字(ローマ字表記されたカタカナ)訛りに対する大きな防御となります。ローマ字の練習は小学校の3年生頃から始まります。
デビッド・ポールの本「アジアの子供たちに英語を教える」のコピーを手に取りたい人は、ここで見つけることができます。
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